大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

恭賀新年

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本年もどうぞよろしくお願いします。
2017年 元旦

謹賀新年

初日の出4

謹賀新年
本年もどうぞよろしくお願いします。
2015年元旦

本の整理

仏像1

今日は時間があったので、少しく蔵書の整理を行なった。

◆戦前に書かれて、いまもよく手にとる本は以下のとおり。

和辻哲郎 『古寺巡礼』1919年
黒田鵬心 『日本美術史講話』1929年
加藤泰  『日本美術史話』1937年
濱田耕筰 『日本美術史研究』1940年
井上政次 『大和古寺』1941年
本郷新  『彫刻の美』1942年
『法隆寺図説』1942年
亀井勝一郎『大和古寺風物詩』1943年
望月信成 『日本上代の彫刻』1943年
野間清六 『日本彫刻の美』1943年
井島 勉 『日本美術図譜』1944年
足立 康 『日本彫刻史の研究』1944年

◆学生のときからお世話になっているシリーズ

日本の美術 No 21 飛鳥・白鳳彫刻 1968年 1月号 上原 昭一 (1968/1/1)
日本の美術 No.15 天平彫刻 1967年 7月号 杉山 二郎 (1967/7/1)
日本の美術 No 44 貞観彫刻 1970年 1月号 倉田 文作 (1970/1/15)
日本の美術 No 50 藤原彫刻 1970年 7月号 中野 玄三 (1970/7/15)
日本の美術 No 78 運慶と快慶 田辺三郎助 (1972)
日本の美術 No 40 鎌倉彫刻 1969年 8月号 西川 新次 (1969/8/15)
日本の美術 No.10 肖像彫刻 1967年 2月号 東京国立博物館 (1967/2/1)
日本の美術 No 98 室町彫刻 1974年 7月号 上原 昭一 (1974/7/15)


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参考文献リスト 4  鎌倉時代の彫刻

最近読んだ主として運慶関係本は以下のとおり。

<単行本、図版>
『運慶』瀧川駿 圭文館 (1962)
『覚園寺』井上章 中央公論美術出版 (1965)
『運慶論』岡本謙次郎 冬樹社 (1972)
『願成就院』久野健 中央公論美術出版 (1972/03)
『運慶と快慶』田辺三郎助 至文堂 (1972/11)
『特別展 鎌倉時代の彫刻』東京国立博物館 (1975)
『鎌倉と運慶』三山進 有隣堂 (1976)

『院政期の仏像―定朝から運慶へ』京都国立博物館 (編集) 岩波書店 (1992/7/21)
『運慶とバロックの巨匠たち―『仁王』像は運慶作にあらず』田中英道 弓立社 (1998/06)
『運慶の挑戦―中世の幕開けを演出した天才仏師』上横手雅敬, 松島健, 根立研介 文英堂 (1999/07)
『運慶―その人と芸術』副島弘道 吉川弘文館 (2000/08)
『運慶の謎』山野貞子 鳥影社 (2008/05)
『運慶にであう』山本勉 小学館 (2008/9/12)
『もっと知りたい興福寺の仏たち』金子啓明 東京美術 (2009/03)
『運慶―天下復タ彫刻ナシ』根立研介 ミネルヴァ書房 (2009/08)
『特別展 運慶 中世密教と鎌倉幕府』神奈川県立金沢文庫 (2011/01)

<雑誌>
『特集 仏師西村公朝が語る運慶の革命』芸術新潮
(1992年 02月号)
『特集 運慶 リアルを超えた天才仏師』芸術新潮
(2009年 01月号)
運慶 - 時空を超えるかたち (別冊太陽)』横内裕人, 佐々木あすか, 瀬谷貴之, 岩田茂樹, 藤岡穣, 山口隆介, (監修)山本勉 平凡社 (2010/11/15)
『特集 東国の運慶を巡る』トランヴェール (2011年 01号)

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謹賀新年

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2011年 元旦

 昨年は仏画や石仏の世界、また、円空、木喰といった江戸時代に活躍した在野の仏師を再認識しました。
 仏画は平安時代以降に特異の発展をみますが、日本的な仏教受容のひとつの典型を示すものでしょう。仏画と彫刻の<相互浸透>効果も面白いテーマです。『仏教の聖画 12世紀を中心とする平安仏教の精髄』(根津美術館 1996年)などがいまの私にとってとても良いテクストです。
 石仏は学生時代に、彫刻とともに見に行った時期もありますが、あらためて時代別にその変遷をみると興味深いものがあります。民間信仰の領域といった意識が強く、いわゆる芸術品的な接近からは遠く感じることも一因かも知れませんが、「どうして峻厳な山肌に大きな仏さまが刻まれたか」、「路傍の石仏とはなにか」といった素朴な問題設定に対して、その実、わかっていることはわずかで、そこには汲めども尽きぬ深さがあると感じます。
 円空、木喰は根強い人気があり、いまでも全国で展覧会が催され目にする機会は多いのですが、丸山尚一『生きている仏像たち 日本彫刻風土論』(読売新聞社 1970年)を読んで、なぜ日本各地に円空仏、木喰仏があるのかについて、各地の当時の「経済力」と強い関係があることを、丹念なフィールドワークの成果から知り納得しました。それはたとえば、北海道の鰊が江戸時代いかに大切な資源であったかを認識する機会でもあります。
 さて、今年はどこに自分の関心が行くのか・・・。予測がつきませんが、そこが気儘な仏像探訪者にとっての妙味でもあります。本年もどうぞ宜しくお願いします。

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