大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

法隆寺再建の謎

法隆寺NHK1
■2009年3月15日(日) 午後9時00分~9時49分 総合テレビ

<番組解説>飛鳥時代に聖徳太子が創建した法隆寺。現存する世界最古の木造建築であり、比類のない寺宝を持つ。昨年、その中心となる伽藍・金堂で大規模な修復工事が行われた。それに伴い金堂内の仏像群を堂外に移動することとなり、普段は間近に見ることのできない国宝の仏像を詳細に撮影できる希有な機会が訪れた。

また建物の科学調査が進められ、この調査に密着取材することができた。法隆寺は一度火災に遭い、現在の伽藍はその後再建されたものだとされてきた。ところが今回、金堂に使われている木材の年輪を調査したところ、そうした常識を覆す結果が出た。そこから浮かび上がってきたのは、国難に直面した人々が聖徳太子の権威を借りて国をひとつにまとめていこうとする物語だった。番組では最新の研究を基に、金堂の建設当初の姿を今に蘇らせ、そこに秘められた聖徳太子を巡る知られざる物語を明らかにしていく。

他に以下の特集が目白押しである。

Ⅰ:ハイビジョン特集「法隆寺」(前後編) 
 1)ハイビジョン特集
「法隆寺(前編)~秘められた聖徳太子の夢~」
2009年3月16日(月)NHK-BShi:午後8時~9時50分
2009年3月30日(月)NHK-BShi:午前9時~10時50分(再放送予定)

 2)ハイビジョン特集
「法隆寺(後編)~守り継がれた奇跡の伽藍~」
2009年3月17日(火)NHK-BShi:午後8時~9時50分
2009年3月31日(火)NHK-BShi:午前9時~10時50分(再放送予定)

 3)ハイビジョン特集
「東京国立博物館 ~巨大博物館の至宝~」
2009年3月19日(木)NHK-BShi:午後8時~9時50分
2009年4月 2日(木)NHK-BShi:午前9時~10時50分(再放送予定)

法隆寺には近年新たな研究の光が当てられつつある。調査により謎に満ちた伽藍建立の経緯が浮かび上がりつつあり、また、仏像・絵画などに関する美術史研究の進展により諸伽藍の当初の姿や空間にこめられた知られざる意図が明らかになってきている。
 さらに、法隆寺所蔵の国宝38を全てハイビジョン映像で網羅。四季折々の古式豊かな儀式を交えながら、世界最古の木造建築:法隆寺がいかに誕生し、いかに1300年以上守り伝えられてきたのか?まさに、「法隆寺のすべて」をお伝えする2本シリーズとしたい。

 Ⅱ:「法隆寺(前編)~秘められた聖徳太子の夢~」
 *前編は、
 昨年行われた科学調査から浮かび上がった、
 世界最古の木造建築の謎を追いながら、
 飛鳥時代の宝物を中心に紹介する。

 寺を創建した聖徳太子の死後、
 法隆寺は火災で全焼したとされているが、
 誰がいかにして寺を再建したのかは謎とされてきた。
 2008年。建物の年代を探るための科学調査が進められ、
 日本に異国の宗教・仏教が根づいた時の、
 知られざる物語が浮かび上がってきた。
 至宝、名建築をご覧いただきなら、
 神秘的な古代史のロマンを堪能していただきたい。

 Ⅲ:ハイビジョン特集「法隆寺(後編)~守り継がれた奇跡の伽藍~」
 *後編は、
 「技」をキーワードに至宝がいかにして造られ守られてきたのかを追う。
 1300年の風雨や地震に耐えて立ち続ける法隆寺の伽藍。
 解体修理したときの秘蔵のフィルムを手がかりに、
 古代工人が持っていた驚きの技術や職人たちの絶え間ない努力に迫る。
 さらに、至宝が生み出され守り伝えられた背景にあった聖徳太子への篤い信仰を、
 法隆寺に伝わる四季折々の古式豊かな行事を交えて伝える。

 【語り】長谷川勝彦

 Ⅳ:「東京国立博物館:巨大博物館の至宝15部門」
    ~各部門別:学芸員が選ぶベスト3作品の発表~

 東京国立博物館は1872(明治5)年に創設された日本最初の博物館。
 年間100万人を超える人々が訪れる。
 博物館の底力を示すのが常設展示作品の豊かさ。
 収蔵品総数は11万件以上と群を抜いて日本最多。
 その中には、国宝91点・重要文化財610点を含む。
 縄文・弥生の考古資料。
 絵巻や屏風などさまざまなかたちの絵画。
 法隆寺の金銅仏群を中心とする彫刻など、
 教科書でもおなじみの日本・東洋美術の名品が数多く収蔵されている。
 番組では、15部門それぞれの専門学芸員が番組のために「部門ベスト3」を選び、
 それぞれの作品を前に作品の内容、伝来の物語、注目すべき技術など、
 日夜研究する者だけが知るエピソードを多様な角度から解説する。 【“法隆寺再建の謎”の続きを読む】

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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