大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

興福寺阿修羅像6 その源流

シバ神

 上記画像はエレファンタ島石窟/シヴァ神三面上半身像である(※1)。エレファンタ石窟群(英名:Elephanta Caves)は、ボンベイ湾内に浮かぶエレファンタ島にある石窟群で、島内に全部で7つのヒンドゥー教の石窟寺院が存在し世界遺産に登録されている。さて、このお姿を見て、興福寺阿修羅像を連想する向きは多かろう。
 解説(※2)によれば、「岩窟は6~8世紀に彫られたとみられ、すべてシヴァ神が祀られています。なかでも重要なのは第一窟です。開掘年代は8世紀にさかのぼります。高さ約200mの岩山の頂上付近にかまえるこの窟は、東北西の3方に入口、南に主神を祀る十字型プランを持ちます。シヴァ神を中心とした神話世界の彫刻が至る所で見られますが、見どころは、奥の壁中央に彫られたシヴァ神三面上半身像です。胸像は544cmに達する巨大な浮彫で、ヒンドゥー教彫刻の最高傑作の1つとされています」という。この神が静かに目をあけ、口を少しかみしめた姿を想像してみる。髻(髪の結い方)や瓔珞(胸のネックレス)などにも注目してみたい。このシリーズで書いてきた次の源流論からも興味深い共通点があるのではないか。
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-99.html


※1:http://www2m.biglobe.ne.jp/%257eZenTech/gaiphoto/p14_india/elefant/Dscn1796_m.htm
※2:http://www.indochannel.jp/travel/spot/w_heritage_06.html

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

FC2Ad