大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

快慶展 奈良国立博物館

会計
特別展で展示される国宝「僧形八幡神坐像」

快慶作品がたくさん展示される。快慶の凄さの一端ー仏さまの豊かな頬、その薄い皮膚の質感を冴え冴えと彫れる天才である。次の快慶論も参照。

➡ 仏師 快慶論  意識した芸術家の横顔
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-426.html

【以下は引用】

傑作ずらり、「快慶」展…奈良国博で4月から

 奈良市の奈良国立博物館は22日、鎌倉時代の仏師・快慶の代表作を集めた特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」(読売新聞社など主催)を4月8日~6月4日に開くと発表した。

 鮮やかな彩色が残る「僧形八幡神坐像そうぎょうはちまんしんざぞう」(東大寺蔵)など国宝7件を含む88件を出展。うち37件は、銘文などから快慶が手がけたことが裏付けられており、快慶作と判明している作品のうち8割強が集う。

 快慶は、鎌倉彫刻の完成に大きな影響を与えたが、生没年など生涯については不明な点が多い。特別展では仏像のほか、作品成立にまつわる資料なども展示し、快慶の魅力や人物像に迫る。

 湯山賢一館長は「快慶作品がこれほど集まるのは初めて。快慶の魅力にふれてほしい」と話す。

 午前9時30分~午後5時(金、土曜は午後7時まで)。月曜休館(5月1日は開館)。観覧料金は一般1500円、高校大学生1000円、小・中学生500円。

 問い合わせは同館ハローダイヤル(050・5542・8600)。
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2017toku/kaikei/kaikei_index.html

2017年02月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170223-OYO1T50004.html

快慶の名品 ギャラリー(手元の画像のみ。今回の出展内容とは一部異なります)

日本の美術241 阿弥陀如来像 
東大寺 阿弥陀如来立像

金泥塗(きんでいぬり)に截金文様(きりかねもんよう)を表した髪際高(はっさいこう)3尺の立像。文献および足枘(あしほぞ)の刻銘と針書(はりがき)により、快慶を作者として建仁3年に完成した後、承元2年(1208)に截金を施したと見られる。頭部内に金属製の五輪塔が、像内右脚部に2巻の巻子(かんす)が納められている。

快慶 光台院 阿弥陀三尊
光台院 阿弥陀三尊

浄土寺阿弥陀三尊
浄土寺 阿弥陀三尊
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-293.html

快慶 耕林寺 宝冠阿弥陀如来坐像
耕林寺 宝冠阿弥陀如来坐像

快慶 大日如来 石山寺
石山寺 大日如来坐像 
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-338.html

快慶 西方寺 阿弥陀如来立像
西方寺 阿弥陀如来立像

木造 金泥塗・截金 像高98.5 cm
鎌倉時代(12~13世紀) 快慶作

足枘(あしほぞ)に「巧匠(梵字アン)阿弥陀仏」の墨書があり、無位時代の快慶の作とわかる。明快な表情や衣文の表現、体軀(たいく)の肉取りなどに、若々しい感覚が充溢する。袈裟(けさ)を左肩から紐で吊り、末端を左腕に懸ける表現は、快慶の三尺(さんじゃく)如来立像では本像のみ。

快慶地蔵菩薩立像
東大寺 地蔵菩薩立像
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-85.html

快慶 藤田美術館 地蔵菩薩立像
藤田美術館 地蔵菩薩立像
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-166.html

快慶 大圓寺 阿弥陀如来立像
大圓寺 阿弥陀如来立像

http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-272.html

快慶 釈迦如来立像
アメリカ・キンベル美術館 釈迦如来立像

木造 金泥塗・截金 像高81.8 cm
鎌倉時代(13世紀) 快慶作

表面の美しい金泥塗(きんでいぬり)や截金文様(きりかねもんよう)をよく残す保存状態の良い作品。足枘(あしほぞ)に「巧匠/法眼快慶」(/は改行)の墨書があり、快慶の比較的晩年に近い時期の作と見られる。光背は当初のもので、周縁部に春日四所明神(かすがししょみょうじん)の種子(しゅじ)を表すことから、春日大社ないし興福寺周辺に伝来したと推測される。

快慶 ボストン2
ボストン美術館 弥勒菩薩立像

内納入品により、文治5年に快慶が造立した弥勒菩薩立像であることが判明する。今日知られる快慶作品のうち最も制作年代が早い。もと奈良・興福寺に伝来した。平安時代後期の作風も残るが、みずみずしい肉取りには作者の若さが溢(あふ)れ出るかのようである。
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-317.html

快慶 金剛峯寺 四天王像
金剛峯寺 四天王像

髪際高(はっさいこう)(髪ぎわまでの高さ)で約4尺の四天王像のうちの2軀。広目天像の左足枘(あしほぞ)外側に「巧匠快慶/アン(梵字)阿弥陀仏」(/は改行)の刻銘がある。鎌倉再建期の東大寺大仏殿内に安置された巨大な四天王像と同図像の作品で、そのひな型として造られた可能性がある。

快慶 高野山霊宝館収蔵 深沙大将
高野山霊宝館収蔵 深沙大将
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-266.html
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-315.html

快慶木造騎獅文殊菩薩及脇侍像
安倍文殊院 騎獅文殊菩薩及脇侍像
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-430.html

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