大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

仏像の道-インドから日本へ 3 マトゥラー

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 マトゥラー彫刻は、ガンダーラよりもインド土着の影響が強いといわれるが、いろいろなパターン、多様性があり一概に特定はできない。上記の彫像などは、薄く彫ったシルキーな衣紋といい、円形光背の配置といい、仏様のやや優しい表情などで、<剛>のガンダーラに対して<柔>の印象ももつが、こうした彫像はかなり日本の仏像に近いイメージをかもしているように思う。

(参考)
 マトゥラーは古代インド(マウリヤ朝~グプタ朝期)における美術・仏像の町といわれている。同時期に発祥し、ギリシャやペルシャ、インド等の影響を受けたガンダーラ美術とは異なり、「マトゥラー美術」と称されるそれは土着的なインド特有の美術様式を備えている。特にインド中部における仏像製作に関しては中心ともいえる都市であった。マトゥラー美術はグプタ朝時代に最盛期を迎えたが、5世紀頃に侵攻して来た遊牧民エフタルによる仏像破壊によりその幕を下ろすこととなる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%A9%E3%83%BC
(参考文献)
第153号(1963年12月、B5判)
【特集】インドの古代美術
インドの宗教とその美術(長尾雅人)
インダス文明からアーリア文明へ(三上次男)
インドの仏教美術(千沢禎治)
ヒンドウー教美術(高田 修)
インドの絵画(上野照夫)
インド美術の文献について(杉山二郎) 他

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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