大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

押出仏の音声菩薩か? 青森で発見!

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楽器を演奏する図柄の「押出仏」、右手を上げ、両ひざで抱えた鼓を打つ様子がわかる

 日本文化の国内での伝播の速度は早かったことがここでもわかる。畿内で作成されたと思われる珍しい音声菩薩が青森にて見つかった。音声菩薩については以下も参照。
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-159.html

【以下は引用】


十三湊遺跡周辺で出土「押出仏」

 五所川原市の十三湊遺跡か周辺で出土したとみられる銅板の菩薩(ぼさつ)像が、奈良時代(8世紀)に制作された「押出仏」と呼ばれる仏像で、楽器を演奏する珍しい図柄であることが分かった。県が12日発表した。
 押出仏は近畿地方で作られ、東北で出土するのはまれ。動きのある図柄は初めてで、県は仏教美術史上、貴重な発見としている。(東奥日報)


押出仏:楽器奏でる菩薩 8世紀の銅板、寺院遺跡から--青森・五所川原で出土

 青森県五所川原市で出土したとみられる銅板の菩薩座像について、県と市教委は12日、奈良時代の8世紀に作られた、楽器を奏でる「押出仏(おしだしぶつ)」であることが分かったと発表した。調査した弘前大の須藤弘敏教授(仏教美術史)は「現存の押出仏は合掌姿などしかなく、演奏など動きのある姿は国内外でも例がない」と説明している。

 座像は高さ約13・5センチ、幅約8センチ。右手を上げて、ひざに載せた「腰鼓(ようこ)」と呼ばれる鼓を打つ姿をしている。作製された当時は全体に金箔(きんぱく)が張られ、輝いていた可能性が高いという。

 押出仏は、厚さ1ミリ以下の薄い銅板を「型」となる銅製の仏像の上に当て、金づちなどでたたき出して作る。唐の時代に中国で始まり、日本では奈良地方を中心に7~8世紀にのみ作られたという。押出仏の現存例は全国で約80体と少ない。(毎日新聞)

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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