大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

九州で17世紀舶載仏に新発見

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釈迦如来坐像のエックス線画像。腹付近に五臓が見える。(九州国立博物館提供)

 中国からの大きな舶載仏(1698年)のなかに金属製の内臓があったとの発見。金属製はめずらしいが、中国では内臓を入れる手法はほかにもある。しかし、国内で3例、イタリアで1例というのは知らなかった。

【以下は引用】

仏像体内に「内臓」九州国博がCTで確認

九州国立博物館(福岡県太宰府市)が、長崎市玉園町の聖福寺の仏像「釈迦如来坐像ざぞう」をコンピューター断層撮影法(CT)で調べたところ、体内に内臓を模した金属製の「五臓」が入っていたことがわかった。金属製の五臓はこれまで国内で3例、イタリアで1例確認されているが、同博物館によると、修理などで解体せずに見つけたのは初めてという。

 仏像は17世紀に中国・清で造られた寄せ木造りの像で、1698年、鎖国中に唯一開かれていた長崎に運ばれてきた。体高1メートル48で、中国から国内に持ち込まれた仏像としては最大。仏像に五臓六腑ごぞうろっぷを入れるのは、仏像に魂を込めるという思想に基づく。

 調査は同博物館の特別展「黄檗おうばく」終了後の5月下旬に実施。館内のCT装置で撮影し、解析した。

(2011年6月27日 読売新聞)

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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