大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

空海と密教美術展 魅力の彫刻2 獅子窟寺薬師如来坐像

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 大阪・獅子窟寺の国宝「薬師如来坐像」の特徴的な切れ長の目元とコンパクトながら抜群のバランス感ある上体、衣文の美しい処理、印相の優しい表現などは素晴らしい出来。
 螺髪の作り方が丁寧で照明のゆえかその白さが映える。年古(としふる)重みを感じる。鋭角的な目尻は特徴的で、それとの対比で、浄水が流れるような衣文の柔らかさが際立つ。実に周到に考え抜かれた意匠。秀作である。


<以下は引用>
木造薬師如来坐像 - 1968年国宝指定
像高は92.3センチメートル。9世紀(平安時代初期)の作。脚部は左足先で衣を包み込む形式で、唐代彫刻や唐招提寺の盧舎那仏坐像に代表される天平彫刻の影響が指摘される。表情は観心寺の如意輪観音像など承和後半期の木心乾漆像の影響が指摘される。形相は右手を胸前に上げた施無畏、左手は胸前で宝珠を捧げた印相で、両手の手先や宝珠が後補であることから、製作当初は説法印を結んだ阿弥陀如来像であった可能性が考えられている(井上一稔「薬師如来坐像」朝日百科『日本の国宝』3近畿1。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8D%85%E5%AD%90%E7%AA%9F%E5%AF%BA

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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