大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

特別展 ボストン美術館 日本美術の至宝 5 海外へ流出した秘宝

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  いま、根津美術館では「開館70周年記念特別展Ⅰ KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」の同時展示(Korin National Treasure Irises of the Nezu Museum and Eight-Bridges of the Metropolitan Museum of Art)をやっており、はじめてみる八橋図屏風の大胆な構成と生き生きとした燕子花の群生には魅了された。

http://www.nezu-muse.or.jp/jp/press/pdf/press_eightbridges_1.pdf

  奇しくも根津美術館にはメトロポリタン美術館から、東博にはボストン美術館から国宝級の秘宝が同じ時期に日本にお里帰りをしていることになる。では、海外に流出した日本美術の秀逸品はどれくらいあるのだろうか?奈良県立図書情報館の調査が参考になる。

http://www.library.pref.nara.jp/reference/ref_example_g007.html

  ここで参考文献にかかげられている『海外へ流出した秘宝』(別冊太陽 日本のこころ21 1977年 平凡社)が手元にある。アメリカでは上記2館のほか、クリーブランド美術館、サンフランシスコ美術館、シアトル美術館、フリア美術館などに相当なコレクションがある。特に仏画ほか絵画系は運搬しやすかったこともあってか驚くべき作品も多い(全114の宝物が掲載されている)。

  ボストン美術館については、『ボストン美術館東洋美術名品集』(1991年 日本放送出版会)がよくまとまっており、ここでは日本美術99点(東洋美術全体で218点)が紹介されている。こののちもコレクションには追加があったかも知れないが、本書と見比べても質量ともに、主要作品が今回、日本で展示されていることがわかる。


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E7%BE%8E%E8%A1%93%E5%90%8D%E5%93%81%E9%9B%86-%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E9%83%A8/dp/4140091584

  仏画の魅力については別ブログの以下も参照。

http://blog.livedoor.jp/shokkou/archives/1849943.html

http://blog.livedoor.jp/shokkou/archives/1995742.html


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テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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