大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

東京藝術大学 2013年度研究報告発表展

東京芸大仏像彫刻
http://www.tokyogeidai-hozon.com/news/news.html

東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻/保存修復・彫刻の「研究報告発表展」に行く。若き保存修復・彫刻専攻の学生さんや研究生の作品をみて、ほんとうに素晴らしいことだと思った。たった5日間ながら1200名を超える入場者があったとのこと。小生の見学中も、多くの仏像専門家、修理の同業者(失礼!)の方々が、作品に見入ったり、コメントをしていた。一部企業の支援もおおきな支えになっているようだ。

かつて小生が高校生最後の頃だったと思うが、上野を「仏像散策」していて、ひょんなことから、文化財保存の「現場」に立ち合ったことがある。一人の親切な学生さんがいて、仏像を解体修理中だったが、「見ていてよい」ということだったので、沈黙のなか一対一でじっとその作業をながめていた。40年以上も前のことだが記憶が正しければ、小さな、実に質素(というよりもボロイ)作業場だった。それがいま、写真でみるかぎり3Gのコンピュータ解析機器はじめ、修理材料などもいかに技術進歩しているかに驚く。その一方で、伝統的な修復手法はちきんと保たれていることも感じる。やはり全身全霊をもって鑿(のみ)をふるい鑢(やすり)をあてがっている姿がそこにある。思わず、「頑張ってください!応援していますよ!」と心のうちで声をかけていた。とても清清しい「研究報告発表展」であった。


http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-376.html
禅林寺 見返り阿弥陀如来立像(
http://www.tokyogeidai-hozon.com/news/news.html

生硬さも感じるが、じつに丹念な仕上げで、仏さまのお顔の凛然とした表情が美しかった。 田之上愛氏の作

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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