大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

東京国立博物館「みちのくの仏像」展

勝常寺薬師三尊

【以下は引用】
http://michinoku2015.jp/

東北の力強い仏像を理解する:東京国立博物館「みちのくの仏像」展が開催

東北の三大薬師など同地域を代表する寺院から仏像が集まる特別展「みちのくの仏像」 が、2015年1月14日より東京国立博物館で開催される。

東北地方(みちのく)の仏像は、像の主要部分を一つの木材から生み出した「一木造」や木材の風合いのまま仕上げた「素地仕上げ」など、力強い表現が特徴。「みちのくの仏像」展は、こうした東北の仏像を理解し、魅力を感じてもらうことが目的となっている。

同展覧会には、岩手県の黒石寺、福島県の勝常寺、宮城県の双林寺という「東北の三大薬師」をはじめとした、東北各県からの代表的な仏像が登場する。いずれも東京ではなかなか見ることができない貴重な仏像となっている。

また、会期中には東日本大震災から4年を迎えることとなり、展覧会の収益の一部は被災した文化財の修復に充てられることになる。

平安時代や鎌倉時代から東北において人々の信仰の寄りどころとなっていた貴重な仏像たち。困難な道のりながらも復興への歩みを続ける現在の東北に思いを馳せながら、その歴史を理解することができるだろう。

【展覧会詳細】
みちのくの仏像
会 期:2015年1月14日(水) ~ 2015年4月5日(日)
会 場:東京国立博物館 本館特別5室(上野公園)
開館時間:9:30~17:00(ただし、3月6日(金)~4月3日(金)の金曜日は20:00まで、4月4日(土)、5日(日)は18:00まで開館)
休館日:月曜日
観覧料金 一般1000円、大学生700円、高校生400円、中学生以下無料
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来年1月14日から、東京国立博物館(台東区上野公園)で特別展「みちのくの仏像」が開催される。9月16日、その概要が明らかになった。

 東北の三大薬師と称される岩手県・黒石寺、福島県・勝常寺、宮城県・双林寺の薬師如来像をはじめ、東北各県を代表する仏像20点以上が出品される同展。薬師如来像のほか、岩手・天台寺の「聖観音菩薩(ぼさつ)立像」、宮城・給分浜観音堂の「十一面観音菩薩立像」、山形・本山慈恩寺の「十二神将立像」なども展示する。

 東北地方の仏像における特徴について、同館の丸山士郎さんは「東北の仏像は一木造や素地仕上げ、力強い表現などが特徴とされる。その顔には人間味があり、厳しい自然に生きた人々の強さや優しさが反映されている」と話す。同展のテーマとして「仏像を通じて東北の魅力を知ってもらうことによって復興の役に立てればと考えている」と丸山さん。「震災直後、さまざまな被害状況が伝えられる中、被災地の忍耐強さや助け合いの精神は世界中の人々の心を動かした。東北の仏像の力強さや優しさには、そんな東北人のかたぎが現れているのでは」とも。収益の一部は被災した文化財の修復に使われる。

 現地の人々と展覧会の交渉を行うにあたって、「反感や反発を持たれることもあるのではないか」という不安も抱えていたという丸山さん。しかし、「現地で話をする中で反発はなく、むしろとても好意的に受け入れてもらった。仏様を通じて東北の魅力を知ってもらうというコンセプトを受け入れてもらっているのでは」と話す。

 同展に並行して特別展「3.11大津波と文化財の再生」(会期 2015年1月14日~3月15日)も開催される。同館では被災した陸前高田市博物館や岩手県立博物館などと協力しながら津波にのみ込まれた被災文化財の再生を行ってきたことから、その成果と現状を紹介。修復された石川啄木歌碑拓本、高田歌舞伎の衣装など岩手県に関連した文化財を展示する。
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京都や奈良を始め日本全国には優れた仏像が多くあるが、東北地方にもまた魅力的な仏像が伝わっており、仏像マニアの間でも人気を誇る。
 東北で仏像が本格的に受け入れられるのは平安時代に入ってからのことで、同時に仏像も造られるようになった。みちのくの仏像には、像の主要部分を一つの材から作る「一木造」、透明な塗料を用いて木材の風合いのまま仕上げる「素地仕上げ」、そして力強い表現などが多く見られるが、その顔は悟りを開いた超越者というよりは人間味が感じられ、厳しい自然に生きた人々の強さと優しさが表れているようだ。

 そんな東北地方に伝わる仏像を集めた特別展「みちのくの仏像」が、2015年1月14日(水)~4月5日(日)まで東京国立博物館 本館特別5室(東京・上野公園)で開催される。
 目玉は、なんと言っても東北の三大薬師で、国宝である福島県・勝常寺の「薬師如来坐像」、重要文化財である岩手県・黒石寺と宮城県・双林寺の「薬師如来坐像」が出品、この3体が揃うのは初となる。いずれも一木造で、厳しい表情の中に人々を見守る優しさが感じられる。なお、福島県・勝常寺の薬師如来坐像は、東京での公開は15年ぶり。
 また、岩手県・天台寺の「聖観音菩薩立像」、山形県・本山慈恩寺の「十二神将立像」、宮城県・給分浜観音堂の「十一面観音菩薩立像」などを始め、東北6県全てから仏像が出品される。

 さらに、東京国立博物館平常展調整室長の丸山士郎さんを講師として、記念講演会「みちのくの仏像」を2015年1月24日(土)東京文化財研究所セミナー室にて実施。定員は110名で、事前申込制、応募者多数の場合は抽選となる。聴講は無料だが、本展覧会の観覧券または半券が必要。
 申込方法は、往復はがきの「往信用裏面」に郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を、「返信用表面」に郵便番号・住所・氏名を明記の上、〒106-8791 麻布郵便局留 特別展「みちのくの仏像」講演会係 まで送付。締切りは12月15日(月)必着。1枚のはがきで最大2名の申込みが可能。2名の場合はそれぞれの氏名を必ず明記のこと。

 なお、本展の収益の一部は、被災した文化財の修復に役立てられる。会期中には東日本大震災から4年を迎えることになるが、本展は仏像を通して東北の魅力にふれることで、復興の一助となればという願いが込められている。
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黒石寺薬師如来

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