大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

風土と仏像

興福寺photo01

 和辻哲郎は、『古寺巡礼』とともに、その後 『風土』を書いた。両著を読むとこれは「対」の思想体系といってもよいかも知れないとも思う。風土と仏像、そこには渾然とした一体感があるようにも感じる。

◆古寺巡礼
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-1.html

◆風土ー自然資本
http://www.dbj.jp/ricf/pdf/information/column/RICF_Column_20140602.pdf

法隆寺夕暮れ

  「みちのくの仏像」(下記)を見て、その感を強くした。都には都の、東北には東北の風土(土地の人々)があり、それぞれの感性を基底に、その土地におあす仏像を必死で守ってきた。国によっても、一国において各地域においても、仏像には、その風土が歴史とともに体化している。

◆特別展「みちのくの仏像」 感想
http://blog.livedoor.jp/shokkou/archives/2083682.html

桑原薬師堂2
 
初日の出5

 例えば、かんなみ仏の里美術館の委員を拝命し、ここには定期的にお邪魔しているが、この鷹揚とした平安時代の薬師さまは、(太宰の言葉を真似て)雄大な富士山がよく似合う。ここでも、里の住民が守ってきた仏さまは、富士の清清しさをまとい、よく風土と同化している。

◆かんなみ仏の里美術館
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-313.html

高野山

 さて、今年は高野山開創1200年。霊地であり仏さまが鎮座する特異な結界でもある。是非、その風土と仏像の関係を考えてみたいと思っている。

◆高野山開創1200年
http://www.koyasan.or.jp/kaiso/
201234.jpg

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