大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

かんなみ仏の里美術館 重文の仏像、修復開始

◆さくら 富士山

仏の里美術館開館(静岡県函南町)について
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-313.html

【以下は引用】
重文の仏像、修復開始 本来の姿へ 函南の美術館
(2017/5/21 08:08)

 函南町桑原のかんなみ仏の里美術館が所蔵している国指定重要文化財「阿弥陀如来及両脇侍像」の修復作業がこのほど始まった。仏像の一部は一時、行方が分からなくなっていた左腕をつなぎ直すなどの工程を予定していて「全国的にも珍しく、大がかりな作業」(文化庁)という。
 同文化財は鎌倉時代に慶派の仏師実慶が制作した阿弥陀如来坐像と勢至菩薩立像、観音菩薩立像の3体で、800年にわたって地元住民が地域の宝として大切に守り続けてきた。鈴木勝彦館長は「後世に伝えたいという先人の思いの積み重ねが今の修理につながっている。本来の姿に戻し、200年、300年先まで見られるようにしたい」と話した。
 3体はいずれも漆が剝がれ、カビが生えるなど劣化が激しい。同美術館で行った修復では文化庁文化財調査官の指導の下、技術者がアクリル樹脂を塗って剝落止めを施したり、ほこりを除去したりした。

 左腕が亡失していたのは観音菩薩立像。同館で行っている仏像の修復事業で、1年ほど前、別の像につけられていた腕が観音菩薩立像のものと判明した。奈良国立博物館文化財保存修理所(奈良県)に持ち込んで今後、約10カ月掛けて修復するという。同様に傷みがひどかった阿弥陀如来坐像の台座も同修理所に運び入れる。
 3体の仏像が再びそろって同美術館に展示されるのは来年3月ごろになる見込み。

 <メモ>阿弥陀如来坐像の首の内側に「大仏師実慶」の墨書があり、両脇侍像の顔から首の内側に「仏師実慶」との朱書きがあることから、実慶の作と判明した。同像は鎌倉幕府の正史とされる「吾妻鏡」の記録から、鎌倉幕府初代執権の北条時政が戦死した嫡男宗時の霊を弔うため制作を命じたという説が有力だが、地元では源頼朝が造らせたと伝えられている。

http://www.at-s.com/news/article/culture/shizuoka/361518.html

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