大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

法隆寺釈迦三尊像<異聞>

法隆寺釈迦三尊images

下記の記事について、<鏡>さんから貴重なご意見を頂いた。了解を得て以下に掲載します。

【釈迦三尊】
奈良博には2週間前の未だ四天王が二天王の時に行きました。背後から見た四天王の袖口のフリルは、羽化したての昆虫の羽根のようでした。玉虫の厨子など、何故か法隆寺は昆虫のイメージがあります。 天蓋の年代に関しては、
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080613/acd0806131913007-n1.htm
のようにもっと以前の木材との説もありました。
先週の土曜は、ちょうど重源の命日で、像が開帳されていましたので行ってきました。リアルではありましたが、ものわかりの悪い老人のイメージと言えば失礼でしょうか。

法隆寺の釈迦三尊は上御堂で拝観して以来、頭を離れません。硬いとか厳しいという評判は、お顔の金メッキの剥離の具合が、たまたま目や眉の形に厳しい表情を加えたのもで、暗い金堂で遠くからしかも正面からみればそのように錯覚するようです。明るいところで、近くから、そして少し斜めからお顔を窺えば、これぼど品格と慈悲をそなえた仏像は他には思い浮かびません。印の如く、初めての人にも「畏れなくてよい」と語りかけているような表情です。この表情は外へ向けての大海のようなメッセージのようであり、特定の人間の病気の平癒等を願っているようなスケールの小さなものではないように感じます。
「凝着」に雑音を入れました。 




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