大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

飛鳥・白鳳彫刻の魅力(1)

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 飛鳥、白鳳から天平、貞観あたりの仏像に惹かれている。学生時代に読んだ古書を取り出してきて、以下にいくつかを掲げたのも、その仏様の魅力を再確認したかったからである。

 もっとも参考になったのは本郷新の前掲書である。戦時中に執筆され複雑な思いをこめての文章だろうが、べたべたした感傷が一切なく、からりと晴れた文体で読んでいて心地よい。
 特に西欧彫刻との比較の視点は、いま読んでも新鮮で、どうして一般書でこうした指摘がもっとないのだろうかと不思議にすら思う。
 木造彫刻の質量において日本はもっとも充実した国であるとの指摘も頷ける。なによりも幾多の大きな戦乱や数え切れない天災をへて、古き仏様を守り抜いてきた歴史こそが誇れるものかも知れない。

 書きたいことは沢山あるが、高校生から仏像見たさにお寺通いをしていた時から40年近くがたった。この年月をへて、当時から抱いていた疑問、また、いかな凡人でも折りふし過ごしてきたがゆえの見方の変化などを少しづつ書いてみたいと思う。

テーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術

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