大和古仏探訪

京阪神を中心に内外の古仏についていろいろと書いてみたいと思います。

木×仏像(きとぶつぞう)-飛鳥仏から円空へ  展示リスト

東博 菩薩立像(飛鳥時代)
木造 菩薩立像 飛鳥時代(7世紀) 東京国立博物館

*日本列島に仏教が伝わった飛鳥時代(7世紀)にさかのぼる希少な木彫仏で、クスノキ材の一木造りです。現存作例と文献資料による限り、飛鳥時代の木彫仏はすべてクスノキで造られました
http://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/kitobutsuzo#cnt-3

木×仏像(きとぶつぞう)-飛鳥仏から円空へ 日本の木彫仏1000年 展示リスト

No. 指定 名称 作者 時代・世紀 所蔵

1 木造 菩薩立像 Standing Bosatsu, Skt. Bodhisattava 飛鳥時代・7世紀 Asuka period, 7th century 東京国立博物館
2 木造 天王立像 Standing Guardian King 飛鳥時代・7世紀 Asuka period, 7th century 東京藝術大学大学美術館
3 塑造 菩薩立像 Standing Bosatsu, Skt. Bodhisattava 奈良時代・8世紀 Nara period, 8th century 大阪市立美術館
4 塑造 供養者上半身像 Upper Part of Body of Attendant 奈良時代・8世紀  8th century 大阪市立美術館
5 木造 塑像心木 Core Wood of Clay Statue 奈良時代・8世紀  8th century 大阪市立美術館
6 ◎ 木造 薬師如来立像 Standing Yakushi Nyorai, Skt. Bhaiṣajyaguru 奈良時代・8世紀 8th century 奈良・唐招提寺
7 ◎木造 伝獅子吼菩薩立像 Standing Bosatsu,Skt. Bodhisattava (Skt. Amoghapāśa) 8世紀  奈良・唐招提寺
8 ◉ 木造 弥勒如来坐像《試の大仏》 Seated Miroku Buddha, Skt. Maitreya 8~9世紀 奈良・東大寺

9 ◎ 木造 阿弥陀三尊像 Amida Triad, Skt. Amitābha Triad 9世紀 9th century 大阪・四天王寺
10 ◎ 木造 薬師如来坐像 Seated Yakushi Nyorai, Skt. Bhaiṣajyaguru 9世紀 奈良・宮古薬師堂
11 ◎木造 十一面観音菩薩立像 Standing Eleven-headed Kannon, Skt. Ekādaśamukha Avalokiteśvara 9世紀 大阪・長圓寺
12 木造 伝聖徳太子坐像 Seated Shinto Deity(Called Prince Shotoku) 9~10世紀 大阪・若山神社
13 ◎ 木造 虚空蔵菩薩立像 Standing Kokuzo Bosatsu, Skt. Ākāśagarbha 10世紀 大阪・孝恩寺
14 ◎ 木造 地蔵菩薩立像 Standing Jizo Bosatsu, Skt. Kṣitigarbha 10世紀 奈良・薬師寺
15 木造 地蔵菩薩立像 Standing Jizo Bosatsu, Skt. Kṣitigarbha 10世紀 大阪・蓮花寺
16 木造 地蔵菩薩立像 Standing Jizo Bosatsu, Skt. Kṣitigarbha 10世紀 大阪・三津寺
17 木造 地蔵菩薩立像《あごなし地蔵》 Standing Jizo Bosatsu, Skt. Kṣitigarbha (Called Skt. Kṣitigarbha without Chin) 10世紀大阪・和光寺
18 ◎ 木造 宝誌和尚立像 Standing Priest Hoshi 平安時代・11世紀 Heian period, 11th century 京都・西往寺
19 木造 不空羂索観音菩薩立像 Standing Fukukenzaku Kannon, Skt. Moghapāśa 10~11世紀 東京藝術大学大学美術館
20 ◎ 木造 持国天立像 Standing Jikoku Ten, Skt. Dhṛtarāṣṭra 11~12世紀 大阪・河合寺
21 ◎ 木造 多聞天立像 Standing Tamon Ten, Skt. Vaiśravaṇa 11~12世紀 大阪・河合寺
22 木造 二天立像 Standing Two Guardian Kings 11世紀 京都・成相寺 
23 ◎木造 吉祥天立像 Standing Kichijo Ten, Skt. Mahāśrī 11~12世紀 奈良・薬師寺
24 ◎木造 十一面観音菩薩立像 Standing Eleven-headed Kannon, Skt. Ekādaśamukha Avalokiteśvara 11世紀 滋賀・櫟野寺
25 ◎木造 観音菩薩立像 Standing Kannon Bosatsu, Skt. Avalokiteśvara 12世紀 滋賀・櫟野寺
26 ◎木造 観音菩薩立像 Standing Kannon Bosatsu, Skt. Avalokiteśvara 12世紀 滋賀・櫟野寺
27 ◎木造 釈迦如来坐像 Seated Shaka Nyorai, Skt. Śākyamuni 11~12世紀 大阪・東光院
28 木造 大日如来坐像 Seated Dainichi Nyorai, Skt. Mahāvairocana 10~11世紀 大阪市立美術館
29 木造 不動明王立像 Standing Fudo Myoo, Skt. Acalanātha 12世紀 兵庫・太山寺
30 ◎木造 十一面観音菩薩立像 Standing Eleven-headed Kannon, Skt. Ekādaśamukha Avalokiteśvara 12世紀 滋賀・誓光寺
31 ◎木造 千手観音・二天像箱仏 Portable Shrine with Thousand-armed Kannnon, Skt Sahasra-bhuja Avalokiteśvara and Two Guardian Kings 12世紀 大阪・四天王寺
32 木造 飛天像 Hiten, Flying Apsaras 12世紀 大阪市立美術館
33 木造 聖観音菩薩立像 Standing Sho-kannnon Bosatsu, Skt. Avalokiteśvara 12世紀 大阪市立美術館
34 ◎ 木造 四天王立像 Standing Four Guardian Kings 12世紀 大阪・大門寺
35 木造 阿弥陀如来坐像 Seated Amida Nyorai, Skt. Amitābha 12世紀 大阪・大門寺

36 ◎ 木造 阿弥陀如来坐像 Seated Amida Nyorai, Skt. Amitābha 鎌倉時代・13世紀 大阪・専修寺
37 木造 阿弥陀如来坐像 Seated Amida Nyorai, Skt. Amitābha 13世紀 奈良・新薬師寺
38 ◎ 木造 地蔵菩薩立像 Standing Jizo Bosatsu, Skt. Kṣitigarbha 快成 By Kaijo 建長8年(1256) 奈良・春覚寺
39 ◎ 木造 阿弥陀如来立像 Standing Amida Nyorai, Skt. Amitābha 永仙 By Eisen 正嘉3年(1259) 東京国立博物館
40 木造 四天王立像 Standing Four Guardian Kings 文永6年(1269) 奈良・新薬師寺
41 ◎ 木造 釈迦如来立像 Standing Shaka Nyorai, Skt. Śākyamuni 玄海 By Genkai 文永10年(1273) 奈良国立博物館
42 木造 釈迦如来立像 Standing Shaka Nyorai, Skt. Śākyamuni 13世紀 大阪・来迎寺 
43 木造 十一面観音菩薩立像 Standing Eleven-headed Kannon, Skt. Ekādaśamukha Avalokiteśvara 13世紀 大阪・四天王寺
44 木造 閻魔王坐像 Seated King Enma, Skt. Yama-rāja 13世紀 13th century 大阪・正明寺 
45 木造 伝聖徳太子坐像 Seated Youthful Deity(Called Prince Shotoku) 13~14世紀 大阪・四天王寺
46 木造 大日如来坐像 Seated Dainichi Nyorai, Skt. Mahāvairocana 14世紀 大阪・四天王寺

47 木造 普賢菩薩騎象像 Fugen Bosatsu, Skt. Samantabhadra seated on an Elepfant 南北朝時代・14世紀 兵庫・太山寺
48 木造 蔵王権現立像 Standing Zao Gongen Deity 南北朝時代・14世紀 Nambokucho period, 14th century 大阪・大門寺
49 木造 賓頭廬尊者坐像 Seated Binzuru, Skt. Piṇḍola Bhāradvāja 室町時代・永正11年(1514) Muromachi period, 1514(Eisho 11) 奈良・新薬師寺
50 木造 薬師如来立像 Standing Yakushi Nyorai, Skt. Bhaiṣajyaguru 江戸時代・17世紀 大阪市立美術館
<参考> 木造 釈迦如来坐像 Seated Shaka Nyorai, Skt. Śākyamuni 江戸時代・18世紀 大阪市立美術館
51 木造 十一面観音菩薩立像 Standing Eleven-headed Kannon, Skt. Ekādaśamukha Avalokiteśvara 円空 By Enku 江戸時代・17世紀 Edo period, 17th century
52 木造 秋葉権現三尊像 Akiba Gongen Triad 円空 By Enku 江戸時代・17世紀 Edo period, 17th century
53 木造 大元帥明王像頭部 Head of Taigen Myoo, Skt. Āṭavaka 北川運長 By Uncho Kitagawa 元禄14年(1701)大阪・延命寺
54 木造 仏像寄木法標本(如来坐像) Sample of Statue of Seated Buddha by Joined Wood Block Construction 伊藤礼太郎
By Reitaro Ito 昭和23年(1948)東京藝術大学大学美術館
55 木造 仏像寄木法標本(菩薩立像) Sample of Statue of Standing Boddhisattava by Joined Wood Block Construction 伊藤礼太郎 By Reitaro Ito 昭和23年(1948)東京藝術大学大学美術館

◉ ̶ 国宝(National Treasure) ◎ ̶ 重要文化財(Important Cultural Property)
◇6 ◎ 木造 薬師如来立像( 奈良・唐招提寺): 展示期間 5月9日(火)~ 6月4日(日) ◆7 ◎ 木造 伝獅子吼菩薩立像(奈良・唐招提寺): 展示期間 4月8日(土)~ 5月7日(日)

http://www.osaka-art-museum.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/e6a651e8878abb9b2a5ef81d99e0a34f.pdf

奈良 西大寺展 創建1250年記念 「叡尊と一門の名宝」 を観る

西大寺東塔跡と本堂(重要文化財)

西大寺は9年前にゆっくりと拝観した。秋篠寺のあとに行ったが、そのときの記憶は鮮明に覚えている。

http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-67.html

今回は三井記念美術館で上記の展示会を観る。

【以下*は公式ガイドから一部引用】

*西大寺の創建は天平神護元年(765)。光明皇太后の信任を得て淳仁天皇を擁立し権力を握った藤原仲麻呂と孝謙上皇との抗争(恵美押勝の乱)鎮定を祈願して、称徳天皇(孝謙上皇重祚)が造営した。 乱の鎮定後、今度は、僧道鏡が天皇の寵愛を受けて権力を握り、皇位を狙うが失脚。政情は大いに動揺し、やがて都は長岡京を経て平安京に移る。 西大寺は、鎮護国家仏教として栄えた南都六宗の都、平城京最後のきらめきとして残されることになった。

➡ 偉大な父母ゆかりの東大寺、対してその娘、称徳天皇(孝謙上皇重祚)が建立したのが西大寺。道鏡とのスキャンダルは、あまりにも有名だが、西大寺の縁はその点でもやや格調に欠ける。

西大寺 塔本四仏坐像
「塔本四仏坐像」のうち「釈迦如来坐像」「阿弥陀如来坐像」(奈良・西大寺)

*西大寺には創建後間もなく東塔・西塔の2基の塔が建てられました。この4軀の如来坐像は、そのいずれかの塔の初層(1階)に安置されたと伝えられています。奈良時代後期を中心に流行する木心乾漆の技法により制作されています。西大寺創建に近い時期までさかのぼり、4軀まとまって伝わる貴重な仏像です。各像の名称は後世のものと考えられます。

*都が平安京に移された後、奈良の寺社は苦難の時代を迎え、創建直後にバックボーンを失った西大寺の状況は深刻だったが、鎌倉時代に中興の祖、叡尊が登場する。 若くして真言密教を学んだ叡尊は西大寺に入り、寺を伝統的な律宗の教えと密教を組み合わせた「密・律兼修の道場」とした。
僧侶や市民の集う「光明真言会」を創始、救済事業を進めるなど精力的に活動し、その教えは大いに広まった。 叡尊はそのかたわら、愛染明王坐像や本尊釈迦如来立像、大黒天像などの造立を発願し、「大茶盛」を始めるなど、西大寺独特の文化をつくり上げた。

➡ 零落した南都六宗の名刹を復興した叡尊は、真言宗と律宗の双方をその根底におく。「平安時代末期から鎌倉時代には実範・明恵が戒律復興を論じ、それを引き継いで嘉禎2年(1236年)覚盛・有厳・円晴・叡尊の4人が国家と結びついた戒壇によらない自誓受戒を行った。後に覚盛は「四分律」を重視して唐招提寺を復興して律宗再興の拠点としたのに対して、叡尊は西大寺を拠点に真言宗の『十誦律』を中心とした真言律宗を開いた。更に京都泉涌寺の俊芿が南宋より新たな律宗を持ち帰った。このため、俊芿の「北京律」と「南都律」と呼ばれた唐招提寺派・西大寺派(真言律宗)両派の3つの律宗が並立した。この3派の革新派を新義律と呼称して、それ以前の古義律と区別することがある。しかし、結果的にこの新義律3派が議論と交流を重ねることで律宗の深化と再興が進み、中世には禅宗と律宗を合わせて禅律とも呼ばれて重んじられた。室町時代には禅宗に押されて再び衰退するが、江戸時代には明忍・友尊・慧雲が出現して再度戒律復興が唱えられた。」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8B%E5%AE%97)。
叡尊ゆかりの展示が多いのは以上の背景があるからだが、真言宗が主導した仏像群が、いまに伝えられる西大寺の貴重な財産になる。

西大寺 3
「愛染明王坐像」(奈良・西大寺)

*愛染堂の秘仏本尊であり、現在も美しい彩色を留めています。宝治元年(1247)叡尊と弟子たちは、西大寺に三宝(仏・法・僧)が永く伝えられることを求めて発願・結縁し、仏師善円(善慶と同一人物)が造立しました。この年は叡尊が僧堂を造営した年に当たり、当初は叡尊が三宝久住の強い願いをこめて僧堂に安置したと考えられています。
愛染堂の秘仏本尊であり、現在も美しい彩色を留めています。宝治元年(1247)叡尊と弟子たちは、西大寺に三宝(仏・法・僧)が永く伝えられることを求めて発願・結縁し、仏師善円(善慶と同一人物)が造立しました。この年は叡尊が僧堂を造営した年に当たり、当初は叡尊が三宝久住の強い願いをこめて僧堂に安置したと考えられています。

西大寺 文殊菩薩騎獅像及び四侍者像
「文殊菩薩騎獅像及び四侍者像」(奈良・西大寺)

*この形式の五尊像は、中国五台山の文殊信仰に基づくもので、渡海文殊として鎌倉時代に多く制作されました。叡尊は文殊信仰に基づき多くの民衆救済の事業を行っており、文殊菩薩像も造像しています。この像は叡尊の没後弟子たちが発願して造像されたもので、叡尊の十三回忌に完成し、文殊堂の本尊とされました。現在は本堂西脇間に安置されています。

*叡尊の教えは全国各地の多くの寺院にも広がっていった。東国では、叡尊のもとで学んだ忍性が鎌倉を拠点として貧民救済など社会福祉事業や道路・橋梁(きょうりょう)の建設などに尽力し、鎌倉幕府の要人から庶民まで広く信仰を集めた。
畿内や西国でも叡尊に連なる律僧たちが寺院の復興や社会事業に従事し、江戸時代には奈良・生駒に宝山寺を興した湛海らが活躍。
明治期に入ると廃仏毀釈や宗教統制の荒波にさらされるが、教義を貫き法灯を守った。 現在、真言律宗には元興寺、浄瑠璃寺、岩船寺、不退寺、海龍王寺、般若寺、白毫寺、宝山寺など、関西を中心に多くの名刹が名を連ねる。

➡ 西大寺はいまもひっそりと佇む鄙びた古刹だが、元興寺、浄瑠璃寺、岩船寺、不退寺、海龍王寺、般若寺、白毫寺、宝山寺などのうち、浄瑠璃寺などは人気抜群のスポットとなっている。今回に限らず過去においても、これらの寺院が「西大寺展」に協力している。 【“奈良 西大寺展 創建1250年記念 「叡尊と一門の名宝」 を観る”の続きを読む】

奈良 西大寺展 創建1250年記念 「叡尊と一門の名宝」 展示リスト

西大寺

<以下は引用>
南都七大寺の一つである奈良の西大寺は、奈良時代に称徳天皇によって創建された由緒ある寺です。創建1250年を記念する本展覧会は、西大寺に伝わる仏像・肖像彫刻・仏教絵画・密教法具など工芸品の名宝の数々と、元興寺・浄瑠璃寺・白毫寺さらには東国の極楽寺・称名寺など、真言律宗一門の珠玉の美術作品を一堂に展示します。
http://saidaiji.exhn.jp/

<展示リスト:入れ替え制、展示期間注意>
番号指定 名称 作者 数量 時代 所蔵

【展示室1:密教と修法具】

1-1 69 重文 金銅密教法具(五鈷鈴・独鈷杵・三鈷杵・五鈷杵・金剛盤) 5  鎌倉時代 西大寺
1-2 71 金銅一面器(火舎・花瓶・六器) 1 括 鎌倉時代 西大寺
1-3 117 重文 愛染明王坐像(厨子入) 1 軀 鎌倉時代・永仁5 年(1297) 称名寺(金沢文庫保管)
1-4 76 黒漆光明真言厨子 1 基 鎌倉~南北朝時代 西大寺
1-5 68 金銅大檀具のうち(五鈷鈴・独鈷杵・三鈷杵・五鈷杵・金剛盤) 5  鎌倉時代 西大寺
1-6 70 白銅密教法具(五鈷鈴・独鈷杵・三鈷杵・五鈷杵・金剛盤) 5  鎌倉時代 西大寺
1-7 72 白銅打鳴し 2  鎌倉時代 西大寺
1-8 74 金銅金剛盤 1 面 鎌倉時代・正和3 年(1314) 奈良国立博物館
1-9 73 銅独鈷杵1  平安時代 西大寺
1-10 120 金銅密教法具(五鈷鈴・独鈷杵・三鈷杵) 3 鎌倉時代 称名寺(金沢文庫保管)
1-11 75 金銅飯食器2  鎌倉時代 西大寺

【展示室2:戒律と舎利信仰】

2-1 39 国宝 金銅透彫舎利容器 1基 鎌倉時代 西大寺

【展示室3:西大寺の瓦と塼】

3-1 9 軒瓦(創建期)、垂木先瓦、緑釉・褐釉塼 一括 奈良時代 西大寺(奈良文化財研究所保管)

【展示室3(如庵ケース):西大寺の大茶盛式】

3-2 参考 出品大茶盛式の大茶碗1  西大寺

【展示室4:⑴西大寺の創建から平安時代まで】

4-1 6 国宝 大毘盧遮那成仏神変加持経 巻1・巻2 2 巻 奈良時代・天平神護2 年(766) 西大寺
4-2 5 国宝 金光明最勝王経 巻1・巻6 2 巻 奈良時代・天平宝字6 年(762) 西大寺
4-3 5-1 国宝 月輪牡丹蒔絵経箱 1 合 鎌倉時代 西大寺
4-4 7 西大寺資財流記帳上下2 巻鎌倉〜室町時代 西大寺
4-5 2 重文 塔本四仏坐像 釈迦如来坐像・阿弥陀如来坐像 2 軀 奈良時代 西大寺
4-6 4 国宝 十二天像 帝釈天像・火天像・閻魔天像・水天像 4 幅 平安時代 西大寺 帝釈天 火天 閻魔天 水天
4-7 3 重文 如意輪観音半跏像 1 軀 平安時代 西大寺

【展示室4:⑵ 叡尊の信仰と鎌倉時代の復興】

4-8 20 重文 叡尊自筆書状 2 巻 鎌倉時代・建長元年(1249)、弘長2 年(1262) 西大寺各
4-9 13 国宝 興正菩薩坐像善春 1 軀 鎌倉時代・弘安3 年(1280) 西大寺
4-9-1 13-3 国宝 興正菩薩坐像 像内納入品のうち観海願文  1 通 鎌倉時代 西大寺
4-9-2 13-6 国宝 興正菩薩坐像 像内納入品のうち授菩薩戒弟子交名 1 巻 鎌倉時代 西大寺
4-9-3 13-5 国宝 興正菩薩坐像 像内納入品のうち西大寺有恩過去帳 1 巻 鎌倉時代 西大寺
4-10 23 重文 愛染明王坐像 善円 1 軀 鎌倉時代・宝治元年(1247) 西大寺
4-10-1 23-3 重文 愛染明王像 像内納入品のうち範恩造像願文 1 巻 鎌倉時代 西大寺
4-11 77 重文 黒漆大神宮御正体厨子 1 基 鎌倉時代 西大寺
4-12 14 重文 興正菩薩坐像 1 軀 鎌倉時代 白毫寺
4-13 16 興正菩薩像 1 幅 鎌倉時代 西大寺
4-14 19 興正菩薩像 1 幅 鎌倉〜南北朝時代 西大寺
4-15 22 重文 感身学正記 1 冊 南北朝時代・延文4 年(1359) 西大寺
4-16 52 重文 叡尊願文 1 巻 鎌倉時代・文永6 年(1269) 般若寺
4-17 27 南山大師像 1 幅 南北朝時代 西大寺

4-18 29 大智律師像 1 幅 南北朝時代 西大寺
4-19 48 重文 文殊菩薩騎獅及び四侍者像のうち文殊菩薩坐像・善財童子立像・最勝老人立像 3 軀 
鎌倉時代・正安4 年(1302) 西大寺
4-19-1 48-3 重文 文殊菩薩坐像 像内納入品のうち文殊菩薩像 1 軀 鎌倉時代 西大寺
4-19-2 48-4 重文 文殊菩薩坐像 像内納入品のうち八字文殊曼荼羅図 1 紙 鎌倉時代 西大寺
4-19-3 48-5 重文 文殊菩薩坐像 像内納入品のうち種字曼荼羅図・文殊図像・真言・種字等 1 巻 鎌倉時代 西大寺
4-20 58 重文 大黒天立像善春 1 軀 鎌倉時代・建治2 年(1276) 西大寺
4-20-1 58-2 重文 大黒天立像 像内納入品のうち大黒天像(曲物笥入)  1 軀 鎌倉時代 西大寺
4-20-2 58-3 重文 大黒天立像 像内納入品のうち弁才天懸仏(曲物笥入)  1 面 鎌倉時代 西大寺
4-21 78 地蔵菩薩立像仙算 1 軀 室町時代・永正11 年(1514)  西大寺(奥の院)
4-22 59 毘沙門天立像 1 軀 鎌倉時代 西大寺
4-23 55 重文 聖徳太子立像(孝養像) 善春 1 軀 鎌倉時代・文永5 年(1268) 元興寺
4-23-1 55-1 重文 聖徳太子立像(孝養像) 像内納入品のうち眼清願文 1 紙 鎌倉時代 元興寺
4-23-2 55-2 重文 聖徳太子立像(孝養像) 像内納入品のうち木仏所画所等列名 1 紙 鎌倉時代 元興寺
4-24 35 重文 釈迦三尊像(仁王会本尊)  1 幅 鎌倉時代 西大寺
4-25 36 釈迦三尊十六善神像 1 幅 鎌倉時代 西大寺
4-26 91 重文 愛染明王像 1 幅 鎌倉時代 宝山寺
4-27 89 尊勝曼荼羅図 1 幅 鎌倉時代 宝山寺
4-28 90 重文 弥勒菩薩像 1 幅 鎌倉時代 宝山寺
4-29 65 五大虚空蔵菩薩像 1 幅 南北朝時代 西大寺

【展示室5:戒律と舎利信仰】

5-1-1 13-1 国宝 興正菩薩坐像 像内納入品のうち金銅八角五輪塔 1 基 鎌倉時代 西大寺
5-1-2 13-2 国宝 興正菩薩坐像 像内納入品のうち舎利安置状 1 通 鎌倉時代 西大寺
5-1-3 34-1 重文 釈迦如来立像 像内納入品のうち舎利塔紐付 1 基 鎌倉時代 西大寺
5-1-4 48-1 重文 文殊菩薩坐像 像内納入品のうち舎利塔 1 基 鎌倉時代 西大寺
5-1-5 48-2 重文 文殊菩薩坐像 像内納入品のうち舎利塔容器 1 合 鎌倉時代 西大寺
5-1-6 58-1 重文 大黒天立像 像内納入品のうち五輪塔 1 基 鎌倉時代 西大寺
5-2 30 宇治浮島十三重石塔納置品のうち(金銅舎利塔1 基・水晶五輪塔 13 基・金銅筒型容器1 合・金銅瓶形容器1 合・鋳
銅経筒1 合・鋳銅五鈷鈴1 口・金銅蓮台 形容器1 合・銅版鋲留角形箱1 合・紺紙 金泥法華経第1 巻1 巻) 一括 鎌倉時代 放生院
5-3 44 重文 黒漆舎利厨子 1 基 鎌倉時代 般若寺
5-4 47 重文 十三重石塔納置品のうち(金銅五輪塔1基・金銅五輪塔1基・水晶五輪塔4基)  一括 鎌倉時代 般若寺
5-5 43 重文 金銅火焔宝珠形舎利容器 1 基 鎌倉時代・正応3 年(1290) 海龍王寺
5-6 40 舎利塔厨子 1 基 室町時代 西大寺
5-7 42 重文 金銅火焔宝珠形舎利容器 1 基 室町時代・応永21 年(1414) 西大寺
5-8 46 国宝 金銅能作生塔 1 基 鎌倉時代 長福寺(奈良県)
5-9 114 重文 金銅密教法具 (五鈷鈴・独鈷杵・五鈷杵) 3  鎌倉時代 極楽寺
5-10 121 重文 金銅装宝篋印塔 1 基 鎌倉時代・永仁5 年(1297) 称名寺(金沢文庫保管)
5-11 122 重文 玉華鬘 1 面 鎌倉時代 称名寺(金沢文庫保管)
5-12 123 重文 弥勒菩薩立像 像内納入品のうち舎利容器残闕 一括 鎌倉時代 称名寺(金沢文庫保管)

展示室6:西大寺の伽藍配置】

展示室7:⑴真言律宗一山の名宝】

7-1 63 重文 弘法大師坐像 1 軀 鎌倉時代 元興寺
7-2 54 聖徳太子立像(南無仏太子像)  1 軀 鎌倉時代 元興寺
7-3 56 如意輪観音坐像 1 軀 鎌倉時代 元興寺
7-4 49 文殊菩薩坐像 1 軀 鎌倉時代 法華寺
7-5 96 重文 普賢菩薩騎象像 1 軀 平安時代 岩船寺
7-6 94 重文 普賢菩薩坐像 1 軀 平安時代 文化庁
7-7 57 重文 不空羂索観音坐像 1 軀 鎌倉時代 不空院
7-8 101 重文 吉祥天立像 1 軀 鎌倉時代 浄瑠璃寺(6/6 ~ 6/11)
7-9 99 重文 地蔵菩薩立像(延命地蔵)  1 軀 平安時代 浄瑠璃寺
7-10 82 地蔵菩薩立像 1 軀 平安時代 不退寺
7-11 61 重文 太山王坐像康円 1 軀 鎌倉時代・正元元年(1259) 白毫寺
7-12 62 重文 司命半跏像・司録半跏像 2 軀 鎌倉時代 白毫寺
7-13 97 四天王立像のうち多聞天立像 1 軀 鎌倉時代 岩船寺

【展示室7:⑵忍性と東国の真言律宗】

7-14 110 忍性菩薩坐像 1 軀頭部 鎌倉時代 体部 室町時代 極楽寺
7-15 113 釈迦如来像 1 幅 南北朝〜室町時代 極楽寺
7-16 112 重文 釈迦如来坐像 1 軀 鎌倉時代 極楽寺
7-17 111 文殊菩薩坐像 1 軀 鎌倉時代 極楽寺
7-18 115 重文 釈迦如来立像院保他 1 軀 鎌倉時代・徳治3 年(1308) 称名寺(金沢文庫保管)
7-19 116 十大弟子立像のうち舎利弗像・富楼那像・迦旃延像・優波離像 4 軀 鎌倉時代称名寺(金沢文庫保管)
7-20 124 重文 地蔵菩薩坐像院誉 1 軀 鎌倉時代・元亨4 年(1324) 長福寺(福島県)
7-20-1 124-1 重文 地蔵菩薩坐像 像内納入品のうち妙法蓮華経巻8 1 巻 鎌倉時代 長福寺(福島県)(金沢文庫保管)
7-20-2 124-2 重文 地蔵菩薩坐像 像内納入品のうち某願文断簡 1 紙 鎌倉時代 長福寺(福島県)(金沢文庫保管)
http://www.mitsui-museum.jp/pdf/mokuroku_170415.pdf

興福寺 梵天・帝釈天 根津美術館で再会!

興福寺 梵天・帝釈天
112年ぶりに並べて展示された興福寺の梵天立像(右)と帝釈天立像(6日、東京都港区の根津美術館)

【以下は引用】

興福寺の仏像2体、112年ぶり「再会」 梵天と帝釈天
東京・根津美術館で並んで展示
2017/1/6 18:25

東京・根津美術館で7日に始まる「再会―興福寺の梵天(ぼんてん)・帝釈天」展で、高さ180センチ超の2体の仏像が112年ぶりに並んで展示される。

 興福寺が所蔵する梵天立像(重要文化財)と同館所蔵の帝釈天立像は明治期まで興福寺東金堂に安置されていた一組の像。1905年、廃仏毀釈で疲弊した寺を支援した実業家の益田鈍翁に帝釈天像が返礼として譲られ、その後、同館に渡った。

 運慶の父の門下の仏師、定慶による貴重な仏像の“再会”に「2体を対照できるまれな機会」と興福寺国宝館の金子啓明館長は話す。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFG06H6B_W7A100C1000000/

特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」

櫟野寺9
重要文化財 薬師如来坐像 平安時代・12世紀 滋賀・櫟野寺蔵

特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」を見に午前中、東博に行く。天気がよく10月とは思えぬ強い日差しと台風接近もあってかむし暑い。
巨大な十一面観音菩薩坐像(重要文化財)平安時代・10世紀や素朴な地方仏も良かったけれど、なんといっても薬師如来坐像(重要文化財)平安時代・12世紀が素晴らしい。定朝様のなかでも逸品である。
平等院鳳凰堂や法界寺では、これほど間近にて拝顔ができないが、今日の展示は距離が近く十分に堪能した。
地蔵菩薩坐像(重要文化財)平安時代・文治3年(1187)が次に興味深い。作風はいささか異なれども康慶作の静岡瑞林寺地蔵菩薩坐像を連想する。

さて、近江牛のファストフードのコーナーで「焼きしゃぶ+おにぎり」で腹ごしらえをして、13:30から平成館大講堂で、櫟野寺のご住職、三浦密照師による「近江の仏教文化と櫟野寺」を、つづいて滋賀県教育委員会事務局文化財保護課の井上優主幹による「近江の仏教文化『史』と櫟野寺」を15:30まで聴く。井上主幹の話は巧みで厭きさせず、かつ内容豊富で大いに啓発された。その後、もう一度会場に戻り再度拝観して帰る。

(参考)
特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」
http://yamatokoji.blog116.fc2.com/blog-entry-481.html 【“特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」”の続きを読む】

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